ザ・マインド

ザ・マインド
作者 Wolfgang Warsch
人数 2~4
プレイ時間 10~

ざっくりルール

ルールはとてもシンプル、だけどクリアは難しいそんな協力ゲーム。

カードは1~100までの数字カードが1枚ずつあり、やることは単純。配られたカードを数字の低い順から高い順に出していくだけ。ただし、このゲームでは一切喋ることができない。

1~100までのカード
1~100までが書かれたカード。

ではどのように出していくか。それは、集中フェイズと呼ばれる時間に全員の心を統一させることによって可能となる。
集中フェイズでは全員が手を前に出して、精神の統一を行う。精神統一ができたプレイヤーから、手を引っ込める。全員が手を引っ込めたらゲーム開始。お互いの様子を探りながら恐る恐るカードを出していくのだ。

無事成功すれば、次のレベルに進むことができる。レベル1は手札1枚。レベル2は手札2枚。レベル3は手札3枚となり、段々と難しくなってくる。

レベルが上がっていくに連れて、仲間のカードを出すタイミングがわかってきてほんとに全員のレベルが上がっていく感じがするぞ!

レベル1では手札が1枚ずつ。
配られたカードは1枚。
成功
このように数字を低い順から高い順に出していくことができたら成功だ。

もし、失敗したらライフを失い、既定のライフを失うとプレイヤー全員の負け。

ライフ2
この意味不明なウサギみたいなカードがライフ。これがなくなると負け。
レベルクリアをするともらえるボーナス
クリアすると、たまに特殊カードやライフがもらえる。

特殊カードの手裏剣は、プレイヤー全員の許可を得ることで手札の1番小さい数字カードを捨てることができるカードだ。

手裏剣カード
なぜ手裏剣なのかはわからない。
レベル12カード
このレベルをクリアすることができたなら、一緒に遊んでいたプレイヤーはこれから君の親友だ。

雑感

「これがゲームになるのか、、、?」とルールを聞いた時誰もが思うことかもしれないが、これがちゃんとゲームとして成立するのがこのザ・マインド。
一応ドイツの権威ある賞。ドイツ年間ゲーム大賞も獲得している。

だいたい、最初の内は失敗してもう1回やろうとなり、やっていく度にクリアに近づいていける。

喋ってはいけないというのが奇妙な面白さを生み出しており、プレイ中はニヤニヤが止まらない。

ガキの使いのボードゲーム回でも遊ばれていたし、ガキ使名物「笑ってはいけない」とか「サイレント図書館」とかに近い感覚なのかな〜。

初めて同士よりは絶対知り合い同士をオススメします。

友達と3人でやった時は悲しいことに何度やってもレベル3がやっとだったぞ!

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