天下鳴動

天下鳴動
作者Yogi Shinichi
人数2~4
プレイ時間30分~
個人的推奨人数3~

ざっくりルール

どんなゲーム?
運と戦略のバランスが良い陣取りゲーム。サイコロの目に合わせて、自分のコマを配置する。ある戦場で勝ったら他の戦場に援軍が飛んでいき最後に大逆転のチャンスも発生する。

ボードを中央に置いて、ランダムに2~12の数字をセットする。
好きな一色のコマを受け取り、カードを人数+1つ用意したら準備完了。

ボード
中央にボードをセットする。真ん中の数字はいつもランダムなので、毎ゲーム変化があるぞ。
コマ一色
カブトのマークは自分の色を覚えておくためのコマだ。
ゲームで使うカード
人数+1枚のカード。このカードも毎ゲームランダムだ。

自分の番では、サイコロを3つ振ってそれを、2つと1つの組み合わせに分ける。
2つのサイコロの合計値の場所に、1つのサイコロで決められたコマを置いていく。

サイコロを3つ振った。
これは4の場所に、2個コマを置くという意味だ。
4に2つのコマを置く
4に2つのコマを置いた。

全員がコマを起き終わったら、数字の低い順に合戦が行われる。コマの数が相手より多ければその数字チップがもらえる。それがゲームの得点だ。

黄色の勝利
もし、これで合戦が始まったら黄色3個と青色2個なので黄色のプレイヤーが4点を受け取る。

サイコロは最大3回まで振り直せるぞ。
コマをどこに何個置くかがこのゲームの1番悩ましいところ。
よく考えておこう!

タコ
タコ

最初にコマを全部ボードに置ききったプレイヤーは刀の数が多いチップから受けとる。合戦時にコマが同数だった場合、このチップの刀の数が多いほうが勝ちになる。

刀カード
コマの数が同数で引き分けの時に、刀数が多い方が勝利となる。
イカ
イカ

引き分けの時に、刀数が多い方が勝つなら先にコマを置いた方が有利じゃないの?

たしかに、コマを置いて刀チップをもらえば同点の時は有利だ。
だけど先にコマを置いてしまうと、後の人がどこに置くか考えられるというチャンスを与えてしまうことにもなるから一長一短だ!

タコ
タコ
ゲーム終了図例
ゲーム終了時の例。全員がコマを置き終わったら、数字が低い順にバトルしていく。

そして、このゲームで最も面白いところが援軍システムだ。もしある場所で自分が勝った場合、周りの場所に味方の援軍が派遣される。数字の低い場所から合戦していくのでうまく援軍を派遣できれば逆転も狙えるぞ。

2は黄色の勝利
2は黄色3個、赤1個なので黄色の勝ち。周りに黄色の援軍がいく。
援軍
周りに黄色の援軍がいった。連鎖が起こると面白い。
11の勝負
11は元々赤の勝利っぽかったが、援軍の効果で黄色の勝利となる。

雑感

個人的にとても好きな陣取りゲーム。運だけではなく、戦略だけでもないちょうど良いバランスで連鎖が決まると面白い。毎回マップやカードも変わるランダム性もあるので何度でも楽しめる。
ゲームマーケット大賞の作品でもあり、初心者でも楽しめる作品であると思う。
1時間くらいの中量級ゲームをお探しであれば、おすすめだ!

個人的にかなり好みのゲーム!
こんなゲームいつか作ってみたいな〜!

タコ
タコ

前の記事

街コロ