もっとホイップを!

作者 | Jeffrey D. Allers |
人数 | 2~5 |
プレイ時間 | 30分~ |
個人的推奨人数 | 4人 |
ルール
ケーキを切り分けて、そのケーキ達を取り合うゲーム。最終的にホイップの点数とケーキの点数の合計が高い人の勝ち。
その可愛い見た目に反して、内容は結構ガチより。
11枚のケーキの切れ端をランダムに5セット作成したら準備完了。

スタートプレイヤーはそのセットから1つを選び、並び順を変えないように1枚1枚めくり、丸いケーキを作っていく。

広げて完成したケーキをプレイヤー人数分に切り分ける。そして、切り分けた左隣の人からそのケーキのセットをもらっていく。切り分けた人は最後にそのケーキをもらうことになるので、どのように切り分けるかがとても悩ましいゲームだ。

もちろんケーキの並び順を入れ替えたりしてはいけないぞ、ケーキの枚数は11枚なので均等に割ることはできないんだ。

受け取ったケーキはすぐに食べてしまうか、残しておくかの2つの選択肢がある。食べてしまった場合そのケーキのホイップの数がゲーム終了時の得点となる。残しておいた場合はゲーム終了時その種類のケーキを誰よりも多くもっていたら、そこに書かれた数字分の点数がもらえる。



ケーキに書かれている数字にはゲーム終了時の点数とそのケーキが何枚入っているかという2つの意味があるぞ!


雑感
見た目からはあまりイメージできない割としっかり目のゲーム。
「ケーキをみんなに綺麗に切り分けるには、切った人が最後にもらうことだ。」とどこかで聞いたことがあるかもしれないが、まさにその通り。個人的に、子どものころはケーキやなんかの奪い合いがあったので、この方法を知っていればもっと穏やかに解決したかもしれない。
ホイップを食べるか、残しておくかの良いジレンマも楽しめて、見た目も楽しめる良いゲームだ。
このゲームのピザバージョン「ニューヨーク・スライスピザ」は、このゲームにもう少し要素を足したゲームでそちらもおすすめだ。
「リアルもっとホイップを」と言って実際のケーキでやった人達もいるみたいだ。羨ましい、、、!
