モダンアート -Modern Art-

モダンアート
作者ライナー クニツィア/Reiner Knizia
プレイ人数3~5
プレイ時間50~

どんなゲーム?
各プレイヤーが各国の美術館のオーナーになって、絵画を買ったり売ったりしていく競りゲーム。
最も多くお金を稼いだ美術館の勝ち。

競りゲームの中ではかなり有名なモダンアートを紹介していくぞ!

タコ
タコ
イカ
イカ

競りゲーム難しそ〜!

ざっくりルール

好きな美術館を選択して、持ち金10万ドルをついたての裏に隠す。決められた枚数の絵画カードを手札に持ったら準備完了だ。

美術館を選択
主に欧州の美術館達。好きな美術館を選ぼう!
持ち金100000
最初の持ち金は10万だ。細かく持っておこう。
絵画カード
5人の画家による絵画カード。実際には存在しない画家達だ。
手札
ランダムに絵画カードが手札に配られる。しっかりと全て違う絵画になっている。

自分の番になったら、手札からカードを1枚選択してそれをオークションにかける。他のプレイヤー達はその絵画を競りで購入していく。競りの手段は5種類あって、カードの左上に書かれている。

クリプトの絵画を公開競り
クリプトの絵を「公開競り」で競売にかける。

上の「公開競り」っていうのは、各自がその絵に対して好きな値段をつけていき競り主がストップするまで続く競りの方法だ!「ヤフオク」なんかをイメージするとわかりやすいかも。

タコ
タコ
イカ
イカ

どんどん値段が吊り上っていく競りの醍醐味だね!築地市場のイメージがあるよ!

その絵画に値段がついたら、競り主にその金額を払って次のプレイヤーが新しく絵画を出品していく。

絵画とお金を交換
このクリプトの絵画は6000$で買われた。
次のプレイヤーが絵画を出品
次のプレイヤーはライトメタルの絵画を出品。この競り方式は1人1回時計回りに値段をつけていく「一声」だ。
イカ
イカ

買ってばっかりだったら損しなイカ?

買った絵画はラウンドが終わると最終的に売ることができるぞ!

タコ
タコ

ある画家の5つ目の絵画が出品されたらそのラウンドは終了だ。そのラウンドで多く出された画家の絵には値段がついていく。ただし、3人の画家までだ。その他の画家の作品はそのラウンド紙クズになってしまう。

ラウンド終了
クリプトの絵をオークションにかけた。クリプトの絵は5枚目だったので、このラウンド終了となる。
値段がついていく
1位のクリプトの絵画は1枚3万$で換金できるぞ、ライトメタルとヨーコの絵は残念ながらこのラウンド値段はつかなかった。
絵画を換金
クリプトの絵は1枚3万$なので、3枚で9万。クリスチャンPの絵は2万$なので合計11万$ゲットだ。
イカ
イカ

買った絵が紙クズになったら最悪だよ〜

絵を買うときは、最終的に買った絵がいくらで売れるのかを考えながら競りをしていくことになるぞ!ここがこのゲームの一番悩ましく楽しいところだ!

タコ
タコ

次のラウンドは場がリセットされ、手札に新しく絵画カードが配られる。最終的に4ラウンドこれを行って最もお金を持っていたら勝利だ。

2ラウンド目の絵画の価値
2ラウンド目は左の3枚の絵画に値段がついた。上のラウンドの価値も引き継ぐのでこのラウンドクリスチャンPの絵画は1枚4万ドルだ。
イカ
イカ

上の絵画の価値も引き継ぐなら、この場合全ての絵画に値段がついてない?

あくまで、値段になるのは「そのラウンドに値がついた画家の作品のみ」なんだ!
つまり、前のラウンドに値がついたけど今回は値段がつかなかった画家の絵は紙クズだ!

タコ
タコ
3ラウンド目の作品の価値
3ラウンド目は真ん中の3つの画家に値段がついた。両端の2人の画家の作品は無価値となる。

雑感

個人的最高の競りゲーム。ボードゲームを知り始めた時に友達とやり盛り上がった。
実際の競りを体験することは難しいがボードゲームで再現できるところが素晴らしい。
韓国版のモダンアートは実際の画家の作品を扱うに加え、ハンマーもついてくるのでより競りをやっている感じがする。
モダンアート強い人は買って売るより、いかに高い値段で買わせるかがうまかった気がするな〜。
いつでもやりたいゲームの1つだ。

ゲームに夢中になってハンマー叩くの最初だけだったりする!

タコ
タコ