交易王 -Merchants-

作者 | ライナー・クニツィア/Reiner Knizia |
プレイ人数 | 2~4 |
プレイ時間 | 30分~ |

どんなゲーム?
プレイヤーは商人となって、たくさんの商品・資源や香辛料などを取引きしてお金を稼いでいくカードゲームだ。
他人が得をしないように自分だけ得することを考えるゲームだね!


いつも考えてそうだね!
ざっくりルール
場には山札から商品カードを適当に6枚並べ、それから特殊カードも見えるような位置に用意する。


プレイヤーは、船を2つ受け取って山札からカードを3枚引いたら準備完了だ。


このゲームでは、商品カードの色と商品コマが対応しており、カードを場に出すことによってお金を稼いでいく。

自分の手番では、船に乗っけている商品コマを交換したり、山札から商品カードを引いたりといくつか選択肢がある。この内商品カードを場に出すことで、その色の商品コマを持っているプレイヤーは全員お金をもらうことができる。

お金はいくらもらえるの?
「出したカードと同じ色のカードの枚数」×「船にあるカードと同じ色のコマの数」もらえるぞ!







決算をしたプレイヤーだけではなく、その色のコマを持っているプレイヤー全員にお金が入るのが難しいね。
自分だけその色のコマを持っている時が一番得だから、うまく調整していこう!

お金をゲットしたら、特殊なカードを購入することもできる。ただし、お金はゲーム終了時の勝利点にもなるから、特殊なカードを買うタイミングも重要になる。



お金は伏せられているから誰がいくら持っているかは把握できないところも難しいね!

山札がなくなったらゲーム終了。最もお金を持っていたプレイヤーの勝利だ。
雑感
コンパクトな箱でしっかりとした中量級ゲーム。
遊ぶ人によっては、お金を誰かに供給しすぎてしまうプレイヤーが出てきたりするので若干プレイヤー依存になりそうな感じだが何度かやればわかってくると思う。
特殊なカードを買うタイミングが鍵で、山札がもう少ないのにお金を使ってしまうと負けてしまうし、1枚もカードを買わないと他のプレイヤーに差をつけられてしまう。そのタイミングが難しくて面白いところだ。
もう何度も言っているけど、さすがクニツィアのゲームだ!
