ハゲタカのえじき

表紙
作者 Alex Randolph
人数 2~6
プレイ時間 10分~
個人的推奨人数 5~6

ルール

名匠アレックスランドルフの1作。お手軽なカードゲームでジレンマを楽しめる。

最初に1人15枚のカードが配られる。カードには、1~15まで1枚ずつ書かれておりそれを使って得点カードを奪い合っていく。

配られたカード
この15枚で点数を獲得していく。

山札から中央に1枚得点カードをめくる。

カードが配られたら、その中から1枚を選び伏せて場に出す。全員が伏せて場に出したらそれをひっくり返して勝負を行う。

得点カード
プラス点からマイナス点まであるこのカードを奪い合う。

中央の得点がプラスの場合、出した数字が1番高い人がそのカードを獲得する。ただし、数字が他の人と被った場合は次に数字の高い人が得点カードを獲得する。

数字が高い人が獲得
この場合「14」の数字を出した人が中央の6点を獲得する。
被った場合
オレンジと緑の数字が被ったので、次に数字の高いピンクにカードがいく。

1回使ったカードは使えなくなるからどこでカードを出すかが重要だ!

タコ
タコ

マイナス点が出た場合は、最も低いカードを出した人に得点カードがいく。もちろん数字が被った場合は次に数字の低い人が獲得してしまう。

マイナス点
最も数字の低い「6」を出した青のプレイヤーが、マイナス点を受け取る。
低い数字が被った
最も低い数字である「6」が被ったので次に数字の低い「11」のところに。
10点の取り合い
最も点の高い「10」のカードの奪い合いで15が3人被る事態に。こんなことも起こりうる。
近づいてくるハゲタカ
マイナス点が大きくなるとハゲタカも近くに。ちょっと近すぎないか。

雑感

ジレンマがよくゲームに表れている名作。最も得点の高い10をとりにいきたいが、他の人と被ってしまうため最強の15カードをどこで使うかが鍵。勝つためには他の人の出したカードを覚えておくといったプレイも必要だ。

よく知った中でやるとその人の性格なども含めて考えるのでさらに面白い。

なんだかんだ偶にやりたくなるゲームのひとつだ。

やっぱりアレックスランドルフはすごい!

タコ
タコ

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