クー -Coup-

作者 | Rikki Tahta |
プレイ人数 | 3~6 |
プレイ時間 | 20分~ |
どんなゲーム?
イタリアの有力者となって、自分の手下を使い他プレイヤーの権力者を蹴落とすカードゲーム。
嘘つくこともありな、心理戦能力カードゲームだ。
タイトルの「クー」とはクーデターの略のことだ!


楽しそう!
ざっくりルール
各プレイヤー山札から影響力者カードを2枚引いたら各自それを確認して裏向きにしておく。コインを各自2枚受け取ったら準備完了だ。


このゲームで勝つには、他のプレイヤーの裏向きになっている影響力者カードを2枚とも表向きにする必要がある。自分以外のプレイヤー全員のカードを表向けることができれば勝ちだ。

どうやって他のプレイヤーのカードを表向きにするの?
カードを表向きにするためには金貨を7枚集めて「クー」すればいいんだ!「クー」をすると好きなカードを1枚ひっくり返すことができるぞ。


自分の手番でできることは、7種類のアクションだ。ただし、必要な影響力者を持っていないとできないアクションもある。また、あるアクションを選択した時にそのアクションを妨害することもできる役職もある。


結構複雑そうだな〜。結構最初に配られたカードで勝負が決まっちゃわなイカ?
そう思うよね。でもこのゲームの醍醐味は何といってウソをつくことができることなんだ!


カードの効果に加えてウソまでつけるの!?難しいよ〜!
何度かやれば慣れてくるぞ!ウソは、「あるカードを持っていないとできないアクション」をさもそのカードを持っているかのように振舞って公然とそのアクションを選択するんだ!


「ウソ」に対してダウトすることはできないの?
ダウトは当然できる!ダウトが成功すれば、ウソをついたプレイヤーのカードが1枚表向きになるぞ。ただし、ダウトが失敗したら自分のカードが1枚表向きになってしまう。





雑感
ちょっと上級者向けのカードゲーム。ラブレターとブラフ要素を混ぜたようなゲーム。個人的には好みだが、ゲームに慣れたプレイヤーに勧めたい。
暗殺アクションへのダウトに失敗すると確かその時点で脱落になった気がしたので、よく考えて行おう。(ダウト失敗で1枚表向きになった後に、暗殺アクションによって残りの1枚が表向けられるので脱落。)
基本的にはウソをつきまくっていくゲームなので、手軽にウソつける心理戦要素と若干の推理要素が好みならぜひ。
ウソが通った時が気持ち良い!
