カタン

作者 | Klaus Teuber |
人数 | 2~4 |
プレイ時間 | 60分~ |

ルール
カタン島という無人島を開拓していくゲーム。
はじめに10ptを取ったプレイヤーの勝利となる。
マップを準備して、数字チップを並べる。マップや数字チップをランダムにやるやり方もあるが、初めてやるなら数字チップはアルファベット順に、タイルはなるべく色がバラバラになるように設置するのがおすすめ。


このカタン島に、開拓地と街道の2セットを配置する。開拓地は1ポイントなので、最初に2ポイント持った状態からゲームを始める。


2個目に開拓地を置いたところの周りの資源を手札に持ってゲームスタート。資源はタイルの色に関係しており、全部で5種類。


これでようやく準備完了だ。そしたら、スタートプレイヤーからサイコロを2個振ってゲームスタート。

サイコロを2個振ったら、対応する目を見て、その周りに開拓地や都市を持っている人はその資源をもらうことができる。


そして、得た資源を使って建設コスト表に書いてあることができる。

街道は0ポイントだが、次の開拓地を建てるためには街道が2本以上ないと建てられないというルールがあるのでそのためには必要になってくる。

そして、このゲームで一番重要なのが、交渉だ。自分の番で、いらない資源を他の人と交換することができる。これがこのゲームの肝で一番面白い要素である。1対2の交換なども自由に行える。贈与はダメ。
特に交渉や建築なども行わなければ次の人にサイコロを渡す。これをひたすら時計回りに繰り返して10ポイントを目指す。
サイコロで7が出た場合、砂漠にいた盗賊が動く。盗賊は数字の上に止まり、その周りに開拓地を持っているプレイヤーから資源を1枚奪うことができる。

また、7が出ると手札を8枚以上持っている人は手札を半分にしなければならないというルールがあるので資源の溜め込みすぎは要注意だ。
建設コスト表の一番下の「発展」はコマではなく、発展カードと呼ばれる特殊カードを引くことができる。
カードには、盗賊を動かす騎士や資源を1種類宣言してその資源を全員から奪う「独占」というカードもある。

ちなみに交渉で自分の資源を渡した上で”独占”を使うと場の空気がエグいことになるから要注意だ!

他にも、港や最長交易路・最大騎士力などの要素もあるが割愛。

雑感
ボードゲームという世界にハマったきっかけのゲーム。大学生の時に、友人と暇すぎてドンキで購入してカラオケでプレイ。交渉という要素により、プレイ中ギスギスすることもあったり、とても盛り上がったりと最高に面白い。感じとしては桃鉄の雰囲気に近いかも。
個人的には1番好きなゲームで大会にも何度か参加。ボコボコにされた上に対戦相手が高圧的で嫌な思い出もあるがそれでも1番好きなゲーム。交渉要素があるので、好き嫌い別れると思うが販売数ともに日本のボードゲームを引っ張る存在である。
ボードゲームの中でも突出していて、ラーメンで言うと「二郎」みたいな存在。ラーメンだけどラーメンじゃないみたいな。
このゲームを初めてやる時は経験者抜きで初めて同士でやるのが絶対のおすすめだ。そうすればこのゲームの虜になるに違いない。いやぜひなってほしい。
最近あまりできてないので、友人とワイワイやりたいな〜。
交渉”って響きが気に入ったらマストバイだ!
